【書評】「同時通訳者の頭の中」関谷さんの英語勉強法が参考になる



こんにちは、Anneです💓

今回は、私の愛読書、同時通訳者・関谷英里子さんの「同時通訳者の頭の中」をご紹介しようと思います。

「同時通訳者の頭の中」概要

「同時通訳をしているとき、頭の中ってどうなっているのですか?」

通訳の仕事をしているときによくいただく質問です。

同時通訳では、話されている英語を瞬時に的確な日本語に訳して、聞き手のみなさんにお伝えします。日本語が話されている場合は、その逆を行います。

(略)

この作業を行うにあたって、私が重要だと思っているのは、話されている内容の本質をとらえ、それをイメージ化する「イメージ力」と、聴いたことに即座に反応して通訳していく「レスポンス力」です。

この本では、私がどのようにこのふたつの力を身につけたか、そして今でも日々どのようにしてこのふたつの力をトレーニングしているか、ということを解説していきます。私がこれまで行ってきた英語学習、そしていままさに行っている毎日の訓練を、同時通訳者の頭の中を説明しながら、解説していきます。その中には、通訳者の養成学校で必ず教えているものもあれば、私が独自に行なってきた訓練もあります。日々熱心に英語に取り組んでいるみなさんの参考になれば嬉しいです。

冒頭からの抜粋文です。

「同時通訳者の頭の中」という大きなタイトルだけを見ると、同時通訳という仕事の内容が詳しく紹介されているようにも思いますが、こちらの冒頭部分からもわかるように、この本では主に著者・関谷英里子さんが実際に行ってきた、あるいは今も行っている英語学習法が紹介されています。

特に英語中級〜上級者におすすめの内容です。

英語学習の3ステップ

英語力をつけるには、インプットすること、アウトプットすること、そしてこのサイクルを繰り返し継続すること…。

この3ステップが、英語学習の基本的な考え方です。

インプットとは、読んだり聞いたりすることで、単語や文法などの英語の知識を習得すること。

そして、インプットで得た知識を使って、実際に英語を話したり、書いたりするのがアウトプットですね。

インプットをしたら、アウトプットをする、そこから得た学び(「通じた!」とか「本当はこういう言い方がよかったのか」といったこと)をまたインプットして、その情報をまたアウトプット……と、このサイクルを繰り返し、継続的に回していくのです。

本書では、TOEIC対策も立派なインプット学習だと紹介されています。

TOEICは英語力向上に本当に役立つのか?

2018.06.04

他にも、インプット、アウトプットそれぞれの具体的な学習内容やおすすめの教材、さらには絶対にしてはいけないアウトプットまで…。

関谷さんの仕事での体験談なども交えながら紹介されていて、読みごたえがあります。

また、英語学習をシステム化する方法なども書かれているので、一から学習計画を立てようと考えている方にもおすすめ。

英語学習の継続のコツは、学習のシステム化にあった!

2018.09.02

英語のプロが実践している勉強法

第3章からは、同時通訳の訓練法「シャドーイング」、「リテンション」、そして「パラフレーズ」の具体的な勉強法が紹介されています。

この3つの訓練法が、冒頭で紹介されている「イメージ力」と「レスポンス力」強化にどう関わっているのかがわかります。

また、この3つの訓練法以外にも、辞書の使い方やディクテーションの効果などについても書かれています。

関谷さんが実際に行なっていた、効果が実感できた映画ディクテーションについても詳しく書かれているので、お気に入りの映画を使って英語の総合力を向上させたいと考えている方は必見です。

英語の総合力がアップするディクテーションのやり方とその効果

2018.11.26

その他、おすすめの英字新聞や雑誌、無料で使える便利な学習ツールなども紹介されているので、自分に合うものを選んで継続的な学習を目指しましょう。

まとめ

同時通訳者が行ってきた、あるいは現在も実践している勉強法というだけあって、紹介されている英語学習法やおすすめの学習ツールなどは、英語中級〜上級者向けな印象です。

英語力を鍛えるためのおすすめの勉強法が余すことなく紹介されているので、この本に書かれている勉強法を徹底的に実践し継続すれば、本当に自分にも同時通訳者レベルの英語力が身につくかもしれない…。

そんなワクワクを感じながら読み進めることができる本。

英語のプロを目指すなら、ここまで徹底した英語の勉強を継続していきたいものです。

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